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【2024年最新】計画の要点(記述)対策/設備編 Vol.3(電気・排煙等) 一級建築士製図試験

製図試験

この記事では、計画の要点(記述)の設備編(電気・排煙等)を公開します。過去問で出題された基本的なものだけでなく、出題される可能性が高い問題も考えたのでぜひ活用してみてください!

問題の解答(A)は、クリック(タップ)すると表示できるようにしました。暗記に活用し、何回も繰り返し学習してみてください!

Vol.1-設備(空調)、Vol.2-設備(給水・給湯)についてまとめました。下記の記事もぜひご覧になって下さい!

≫ 【2024年最新】計画の要点(記述)対策/設備編 Vol.1(空調) 一級建築士製図試験はこちらから

≫ 【2024年最新】計画の要点(記述)対策/設備編 Vol.2(給水・給湯) 一級建築士製図試験はこちらから

電気設備

受変電設備

Q.受変電設備について考慮したこと

A. 
  • 屋外型キュービクル屋上に設置し、省スペースに配慮した。
  • 維持、メンテナンスを考慮して、屋上に至る管理用階段を計画した。

「勾配屋根の場合」

  • 勾配屋根の場合、屋上に設けられないため、1階にキュービクルを設ける

キュービクルの規模目安

EPS

Q.電気設備計画について考慮したこと

A. 
  • 屋上に設置したキュービクルからEPSを介して各階に電力を供給する計画とした。
  • EPSは、共用廊下に面して計画することで、メンテナンスを容易にした。
  • EPSは、全館で同位置として配管経路を短くするとともに、盤の設置に十分な大きさを確保した。
  • 各階のEPSから各室には天井内を経由し、室ごとに設けた分電盤から天井及びOAフロアを介する計画とした。

EPSの規模

【建物規模:各階500~1,000㎡程度の場合】

各階1箇所設ければよい。[W(幅):2~3m程]」 × [D(奥行):1m程度]

照明計画

Q.開架スペース(書架及び閲覧席)の照明計画(照度・配置等)について考慮したこと

A. 
  • 全般照明にLEDベースライトを計画することで、電力消費量の低減に配慮し、書架部分にも照明が届く計画とした。
  • 閲覧室の机上面照度が750lx程度となるように局所照明を計画し、タスクアンビエント照明とすることで、省エネルギー性に配慮した。
  • タスク(局所)照明は、読書に適し、演色性が良い昼白色とした。
  • 不快グレアを抑制したルーバー付の照明器具を採用した。
  • 初期照度補正制御昼光補正制御を行い、適正照度の維持省エネルギー性を図った。

「不快グレア」と「不能グレア」の違い

  • 「不快グレア」 - 実際に光源を見ていなくても、眩しく感じ心理的に不快に感じること。
  • 「不能グレア」 - 太陽や光源が直接目に入り、周囲が見えずらくなること。

Q.事務室の照明計画(照度、配置等)について考慮したこと

A. 
  • JISに定められた事務室の照明基準の中間値である750lxの照度計画とした。
  • 均斉度を高めるために光源面と作業面の垂直距離(2.8m-0.7=2.1m)に対して、照明器具の間隔2.3m程度とした。
  • 省エネルギーであり、発光効率が高く長寿命であり、調色・調光・点滅を自在に制御することができる特徴から、LED照明を採用した。
  • 初期照度補正制御及び昼光補正制御を行うことで適正照度を維持し、照明消費エネルギー量を削減した。

照明計画の省エネルギー手法

Q.昼光補正制御について考慮したこと

A. 
  • 光センサーにより、昼光量に応じて照明電力を制御した。
  • 窓付近で日射により明るさを確保できるため、これに合わせて照明の電力消費量を抑え、省エネルギーを図った

Q.人感センサー制御について考慮したこと

A. 
  • 便所や倉庫など短時間の使用になり得る室の照明制御に「人感センサー」を用いることで、点灯制御ができ、電力消費量を削減した。

Q.適正照度維持制御(初期照度補正制御)について考慮したこと

A. 
  • 調光用照明器具光センサーにより、あらかじめ設定した目標照度で調光点灯することにより、省エネルギーを図った。

非常用照明

Q.非常用照明について考慮したこと

A. 
  • 床面において水平面照度1lx(蛍光灯を用いる場合には2lx)以上を確保し、各居室、避難経路に設置した。
  • 予備電源を設け、停電時に、充電を行うことなく30分聞継続して点灯できるようにした。
  • 非常用照明の設置基準については、詳しく知りたい方は下記から見ることができます。

≫非常用照明の設置基準はこちらで見れます。

排煙設備

自然排煙

Q.自然排煙計画について考慮したこと

A. 
  • 事務室等の主要な室については、外部に面して排煙上有効な開口部を確保できるため、開閉機構が単純であり、保守が容易で、作動の信頼性が高い「自然排煙方式」による計画とした。
  • 500㎡以内の防煙区画の中で、各部分から30m以内に排煙窓を設置し、天井から80cm以内の範囲に区画された部分の床面積の1/50以上の開口を確した。

機械排煙

Q.機械排煙計画について考慮したこと

A. 
  • 建物の中心にあるエントランスホール及び各階のホールは、開口部を設けず「機械排煙設備」を採用し、排煙効率を高めるため、ホールに近接した位置排煙用DSを計画した。
  • 各階に排煙ダクト、排煙口を設け、屋上に設置した排煙機直接接続する計画とした。

消防設備

Q.屋内消火栓設備について考慮したこと

A. 
  • 延べ面積が2,100㎡以上(耐火構造・難燃材料)のため、1階に消火ポンプ室を設けた。
  • 1号消火栓を採用し、階の各部分からの距離が25m以下となるように屋内消火栓を配置した。

消火栓の有効防護範囲

種別1号及び易操作1号2号広範囲型2号
有効防護範囲25m以下15m25m以下

Q.不活性ガス消火設備について考慮したこと

A. 
  • 書庫や展示室等については、屋内消火栓やスプリンクラー等からの水による損傷を防止するために「不活性ガス消火設備」を採用した。
  • 人命を守るために消火剤に窒素ガスとした。
  • 屋内消火栓やスプリンクラー等に比べ、火災後の復旧の対応が迅速に行えるようにした。
ひよこ君
ひよこ君

ぜひこの記事を活用して、何回も繰り返し学習しよう!

下記に「計画の要点(記述)対策」のまとめ記事を載せます。他の記述対策もしてみてください!

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