この記事では、計画の要点(記述)の環境負荷低減編 Vol.2(アクティブデザイン:設備的手法)を公開します。過去問で出題された基本的なものだけでなく、出題される可能性が高い問題も考えたのでぜひ活用してみてください!
問題の解答(A)は、クリック(タップ)すると表示できるようにしました。暗記に活用し、何回も繰り返し学習してみてください!
Vol.1-パッシブデザインについてまとめました。下記の記事もぜひご覧になって下さい!
≫【2024年最新】計画の要点(記述)対策/環境負荷低減編 Vol.1(パッシブデザイン)一級製図はこちらから
アクティブデザイン
節水型衛生器具
節水型衛生器具について考慮したこと
A.
- 「センサー式水栓」等の節水型衛生器具を採用することにより、使用水量を節減するとともに、ポンプ動力の節減を図った。
「センサー式水栓」のイメージ
ファルべル センサー式水栓/sanwacompany online store、
タスクアンビエント照明
タスクアンビエント照明について考慮したこと
A.
- 全般照明にLEDベースライトを計画することで、電力消費量の低減に配慮した。
- 作業域である「タスク域」の机上面照度を750lx程度となるように局所照明を計画し、それ以外の「アンビエント域」を300lx程度とするタスクアンビエント照明とすることで、省エネルギー性に配慮した。
太陽光発電パネル
太陽光発電パネルについて考慮したこと
A.
- 発電効率をよくするために日射が多く受けられる南向きに設置した。
- 落雪による影響を考慮し、架台基礎を設ける計画とした。
- 太陽光発電パネルの傾斜角度は年間最適傾斜角(30度程度)とした。
- 太陽光発電パネルの設置必要面積は、太陽光発電パネルの必要面積の他、設置・点検のスペースを考慮した。
エアフローウィンドウ
エアフローウィンドウの利用方法及び採用した理由
A.
- ブラインドとガラス間やブラインドを内蔵した二重ガラス間に排気又は換気を通して利用し、窓からの熱負荷を低減した。
- 夏期における室内温熱環境の改善に有効で、冬期のコールドドラフト防止に有効的である。
蓄熱槽システム
蓄熱槽システムの利用方法及び採用した理由
A.
- 地下ピット空間を水蓄熱槽として利用することで、空間活用を行った。
- 蓄熱槽の水を「火災時の消防用水」「災害時の生活用水」にも利用できる計画とした。
- 蓄熱槽は、水・氷などに熱を蓄え、必要な時にその熱を取り出せるようにして利用した。
- 「冷凍機の効率化」「ランニングコストの低減」「ピークカットによる熱源規模の縮小」「安定した熱供給の確保」「電力の負荷平準化」等のメリットがあるため、採用した。
コージェネレーションシステム
コージェネレーションシステムの利用方法及び採用した理由
A.
- 燃料である重油やガスを燃焼させ、発電の熱を空調・給湯などの熱源として有効活用する「コージェネレーションシステム」を採用した。
- ガスエンジン、ディーゼルエンジン、ガスタービン、燃料電池等の発電機で直接発電し、その排熱を回収し、エネルギーの有効利用を行った。
発電機における発電効率の比較
燃料電池 > ディーゼルエンジン > ガスエンジン > ガスタービン
ひよこ君
ぜひこの記事を活用して、何回も繰り返し学習しよう!
下記に「計画の要点(記述)対策」のまとめ記事を載せます。他の記述対策もしてみてください!
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