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【2024年最新】計画の要点(記述)対策/環境負荷低減編 Vol.1(パッシブデザイン)一級製図

製図試験

この記事では、計画の要点(記述)の環境負荷低減編 Vol.1(パッシブデザイン:建築的手法)を公開します。過去問で出題された基本的なものだけでなく、出題される可能性が高い問題も考えたのでぜひ活用してみてください!

問題の解答(A)は、クリック(タップ)すると表示できるようにしました。暗記に活用し、何回も繰り返し学習してみてください!

パッシブデザイン

屋上緑化

Q.屋上緑化について考慮したこと

A. 
  • 屋上緑をすることで、屋根からの熱流入を軽減し、水分の蒸発による冷却効果により熱負荷を抑制し、夏期の冷房負荷の軽減を図った。

ルーバー・庇

Q.ルーバー・庇について考慮したこと

A. 
  • 冷房時の日射抑制を図るために開口部に南面は水平ルーバーを、東西面は垂直ルーバーを設置することで、開口部の通風や眺望を損なわないよう、日射遮蔽に配慮した。
  • 南面の開口部において、太陽高度が高い夏期には日射を遮蔽し、高度の低い冬期には室内に日射を取り込めるを設けた。

窓ガラス・断熱材

Q.窓ガラス・断熱材について考慮したこと

A. 
  • 各開口部には日射遮蔽効果及び断熱効果の高いLow-E複層断熱ガラス(低反射率ガラス)」を採用した。
  • 外壁、屋根及び1階床スラブに対して、高性能な断熱材を施し、鉄筋コンクリート造の特性であるヒートブリッジへの対策を図った。

自然採光・自然通風

Q.自然採光について考慮したこと

A. 
  • 吹抜けを建物中央の施設利用者ゾーンのエントランスホール上部に3層にわたって計画し、上部にトップライトを設けることで、施設内部に自然光が降り注ぐ、明るく開放的な平面計画とした。
  • 2階、3階は吹き抜けを取り囲むようにホールや廊下を計画し、手摺部分を透明強化ガラスとすることで、立体的にも開放感を高める計画とした。
  • 開口部を大きく設けることで、自然採光に配慮した計画とした。

Q.自然通風について考慮したこと

A. 
  • 卓越風を建築物に取り込むため、共用部の南面及び北面には開口部を設けるようにした。
  • 吹き抜けの上部に開閉式のトップライトを設けることで、温度差や圧力差を利用した自然通風を促し、中間期の空調負荷低減ができるように工夫した。

中庭・光庭

Q.中庭・光庭について考慮したこと

A. 
  • 採光や通風条件が劣る部分においては、中庭・光庭を設け、自然採光及び自然通風を確保した。

ライトシェルフ

Q.ライトシェルフについて考慮したこと

A. 
  • 窓面の上部に拡散ガラスを用い、窓面の周囲の輝度を高くすることにより窓面のグレアを緩和し、柔らかな拡散光を室奥まで達するようにした。
  • 窓面付近の過度な照度上昇を抑制し、室奥の照度を上昇させることになり、均斉度改善する計画とした。

「ライトシェルフ」のイメージ

ライシェル(自然光反射庇) | ABC商会

井水

Q.井水の利用方法及び省エネルギー効果について記入する。

A. 
  • 井戸からポンプアップした水をトイレ等の雑用水として利用し、水道使用量の削減を図った。
  • 屋上緑化の植栽への散水に利用し、気化による熱負荷の削減を図った。
  • 屋根面屋上緑化部分に散水し、水分の蒸散により、屋根面の温度を下げ空調の熱負荷の抑制を図った。
  • 手動ポンプを設置し、災害時でも水を確保できるようにした。

太陽熱

Q.太陽熱の利用方法及び省エネルギー効果について記入する。

A. 
  • 空気式太陽熱集熱パネルを屋上に設置し、取り入れた外気を暖め、建物内にファンで送風したり、空調機に接続することで、冬期における空調負荷の低減を図った。

地中熱

Q.地中熱の利用方法及び省エネルギー効果について記入する。

A. 
  • 外気温に比べ、夏期は低く、冬期は高い地中温度を利用するシステムである地中熱を採用した。
  • 地中に埋設したアースチューブ等により、熱交換した外気を建物内にファンで送風したり、空調機に接続することで外気負荷を低減し、電力消費量と二酸化炭素排出量の削減を図った
  • 熱エネルギーを利用できるため、エネルギーコストの削減と環境負荷低減に効果がある。
ひよこ君
ひよこ君

「井水」「太陽熱」「地中熱」平成28年度に出題された内容だよ!押さえておこう!

ぜひこの記事を活用して、何回も繰り返し学習しよう!

下記に「計画の要点(記述)対策」のまとめ記事を載せます。他の記述対策もしてみてください!

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一級建築士

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