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【見落としをなくす!】合格者の課題文読み取り方法・マーカーの付け方/一級建築士製図試験

製図試験

一級建築士製図試験の初受験生において「課題文読み取りの方法やマーカーの付け方が分からない」と最初の一歩で躓いてしまうケースは非常に多いです。

私は一級建築士製図試験を3回受験しており、角番(3年目)でなんとか合格することができました。しかしその3年間、多くの課題を何度も読み込み、見落としをしない方法を思考錯誤してきました!

そこでこの記事では、受験生ができるだけ見落としをせずに課題文を読み取れるように“注意するポイント”や“マーカーの付け方”までをまとめて解説します!

「この記事を読むメリット」

  • 課題文の読み取り方法が分かる!
  • 課題文を読む時に注意するポイントが分かる!
  • 課題文のマーカーの付け方が分かる!

私が3年かけて培ってきた課題文読み取りのノウハウや経験を凝縮しました。見落としを減らしたい方はぜひ最後まで読んでください!

下記の記事では、3年間経験してきて「実際に使用してみて役立った製図道具」を厳選してまとめています!合わせてご覧になってください!

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はじめに

「課題文読み取り」は製図試験で“一番重要”であり、ここをおざなりにし読み落としがあると、優秀な計画でも重大な適合となり不合格(ランクⅢ・Ⅳ)になってしまいます。

そのため細心の注意を払いながら、読み取りを2回行い、課題文の裏に隠されている意味を読み取るようにしましょう!

課題文読み取り手順

読み取り1回目(一発アウト項目の把握)

資格学校では課題文読み取り1回目は、マーカーや書き込みをせずに読むことを教わると思います。その方法は自分の場合、読んでいる気になり、どこが重要なのか明らかになりませんでした。
それを踏まえて私は1回目に読みながら“重要項目のチェック”“建築面積・延べ床面積の計算”をすることにより、一発アウト項目の把握をしていました。
以下にその方法の詳細を説明します。

重要項目のチェック

課題文を読みながら、重要項目をでチェックしていきます。

画像の例において、「宿泊部門は、3階に計画する」や「全ての宿泊室は南側又は、東側の公園に面して計画する。」という部分にチェックをしています。

プランニングをする上で重要な項目であり、見落としをして一つでも計画していなければ、“重大な不適合(ランクⅢ)”や“一発アウト(ランクⅣ)”となります。

1回目の読み取り段階で視覚的に明らかにしておくことをおすすめします!

重要項目のマーカー例

去年の設計課題「図書館」では、要求図面の特記事項において“北側斜線”が小さく掲載されていました。その記載を見落とし、断面図に記入していなかった受験生一発アウト【ランクⅣ】で不合格になっています。
いつもと何か違うな~と思う部分はでチェックしましょう!

建築面積・延べ床面積の限度を記入

1回目の読み取りの段階で、建築面積・延べ床面積の限度を記入します。近年の課題では、延べ床面積に制限を設けないこともあるため、注意が必要です!

そのため、容積率から延べ床面積の限度を計算し、超えないように計画する練習をしましょう!

また制限面積を超えると一発アウト【ランクⅣ】になります。計算間違いをしないように十分注意しましょう!

記入例

読み取り2回目(分かりやすく色分け)

マーカー(色分け)

1回目の読み取りの段階で、問題文にマーカーで色分けをします。自分は以下のように色分けをしていました。

  • 赤 :計画する部屋、什器等
  • 水色:数値
  • 緑 :アプローチや特徴

また「及び」「又は」という部分は読み間違えることが多いため、○で分かりやすくしましょう!

マーカー例

要求図面の特記事項にマーカーをしない受験生が多いです!

問題に書かれていることは全て記入しなければなりません。

一式図完成後、最終チェックをする時に活用するため、特記事項にもマーカーをつけるようにしましょう!

書き込み

マーカー(色分け)の後は、書き込みをしていきます。

面積に付随して表示されている「約」「以上」「計」は、見落としが多い項目です。そのため「約」は、「以上」は波線、「計」はで区別をしていました。

また“室の特徴”や“関係性”は、直接書き込むことにより分かりやすくしていました。

“機能図”を書いて分かりやすくする人もいますが、自分の場合、合わなかったので直接書き込む方法をとっています!

  • 赤:「約」「以上」「計」等の用語
  • 青:室の特徴や関係性
書き込み例

完成後のチェック

「エスキス完成時」と「一式図完成時」に必ず課題文と照らし合わせながらチェックをするようにして下さい!2段階チェックを行うことで、ミスを大幅に減らすことができます。

自分は確認する際に太い青のサインペンでチェック(✓)をしていました。実際の問題用紙を以下に示します!参考にして下さい!

実際の問題用紙
著者「ひよっこ」
著者「ひよっこ」

本記事の内容や他の受験生の問題用紙を参考にしながら、「自己流」の課題文読み取りを模索していってね!

“課題文読み取り”で使用した道具

フリクションライトマーカー ソフトカラー 6色セット

課題文を色分けする際にこのマーカーを使用しています。

このマーカーは他のマーカーに比べてソフトな色のため、課題文の邪魔にならず、間違えても消すことができるためオススメです!

パイロット 消せるカラーサインぺン フリクションカラーズ 6色

重要な語句完成後のチェックにはサインペンでマーカーをし、目立つようにしていました。先程紹介した商品と同様に間違えても消すことができます!

【パイロット PILOT】パイロット SFC-60M-6C3 フリクションカラーズ 6色セット

アスカ 計算式表示電卓 C1242W

“建築面積”や“延べ床面積”を計算する電卓は、以下をオススメします!

自分が入力した計算式を確認できる電卓のため、すごく便利です!これにより、計算ミスを大幅に減少させることが出来ました!

アスカ 計算式表示電卓 ホワイト C1242W
ひよこ君
ひよこ君

以上で、課題文読み取りの説明は終わりだよ!

ぜひこの記事を活用して、しっかりと対策をしよう

下記の記事では、学習の参考となる令和6年度(2024年度)一級建築士製図試験「大学」のまとめ記事を掲載しています!合わせてご覧になってください!

最後に…おすすめの通信講座「Studying」

独学の方や金銭的に資格学校に通うことが難しい方に「Studying」がオススメです!

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