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【2024年最新】計画の要点(記述)対策/計画編Vol.2(各種計画)一級建築士製図試験

学科試験

この記事では、一級建築士製図試験の計画の要点(記述)計画編Vol.2(各種計画)を公開します。過去問で出題された基本的なものだけでなく、出題される可能性が高い問題も考えたのでぜひ活用してみてください!

問題の解答(A)は、クリック(タップ)すると表示できるようにしました。暗記に活用し、何回も繰り返し学習してみてください!

計画編Vol.1では、バリアフリーについてまとめています。記事を下記に示すので、こちらも合わせて読んでみて下さい!

≫ 計画編Vol.1(バリアフリー)についてはこちらから

各種計画

非常用の進入口(代替進入口)

非常用の進入口について考慮したこと

A.
  • 道又は道に通ずる幅員4m以上の空地に面する3階以上の外壁面に「代替進入口」を設けることにより、非常用進入口は設けなくてもよい計画とした。
  • 「代替進入口」である開口部は、“直径1m以上の円が内接するもの”又は“幅75cm、高さ1.2m以上”を外壁面の長さ10m以内ごとに設けた。

塩害対策

建築物の塩害対策において、建築的配慮・設備的配慮について考慮したこと

A. 建築的配慮
  • 塩害に対する耐久性を向上させるために鉄筋を保護するコンクリートのかぶり厚さを大きくし、打設時の水セメント比を下げる等、“コンクリートの中性化”に対する対策を講じた。
A. 設備的配慮
  • 設備機器は防錆対策が施されたものを採用した。また主要な機器は屋内に設置し、屋外に設置する機器は、できるだけ直接潮風が当たらないような配置計画とした。

地震等の災害対策

地震等の災害に対する設備機器の損傷防止について考慮したこと

A. 給排水設備衛生設備
  • 「受水槽+加圧給水ポンプ方式」を採用し、“緊急遮断弁”を設置することで断水時に受水槽に貯留した水を利用できるようにした。
  • 受水槽・ボイラー等は振動しない機器のため、鉄骨架台にて躯体に堅固に固定した。
  • 停電時には、非常用自家発電設備により、ポンプを可動できるようにした。
A. 電気設備
  • 屋上にキュービクルに加え、“非常用自家発電設備”を設置した。発電に必要な燃料は軽油とし、3日程度運転可能な燃料タンクを計画した。
  • キュービクル等は振動する機器のため、“防振架台”にて防振対策を行い“耐震ストッパー”にて転倒による損傷防止を図った。
A. 配管
  • 設備配管には、“耐震継手” “可とう継手” “フレキシブル継手”等を活用し、接続部の損壊を防止する計画とする。
A. 天井
  • 天井に設置する設備機器は、地震時の落下防止対策として、変位量を考慮した天井材及び吊り材とのクリアランスを確保した。

寒冷地での対策

寒冷地において、考慮したこと

A.
  • 敷地内通路には“ロードヒーティング設備”を設け、安全性に配慮した。
  • 窓廻りに“ヒーター”を設置することで、結露とコールドドラフトの対策を行った。
  • 屋外埋設の給水管は、凍結深度以下とすることで、給水の凍結防止に配慮した。

避難計画

避難計画について考慮したこと

A.
  • 重複距離が短くなるように配慮して2つの階段をできるだけ離して計画した。
  • 諸室の配置を明快にすることで、廊下からの見通しを良くし、避難経路が分かりやすくなるように計画した。
  • 避難経路に当たる廊下等の仕上げ材には“不燃材”を採用し、火災の延焼を防ぐことで、避難時の安全を確保した。

防火区画(面積区画・竪穴区画等)

防火区画をどのように区画形成したかについて記述する。

A.
  • 面積区画は、各階1,500㎡以内ごとに耐火構造の床、壁又は特定防火設備で水平区画した。
  • 竪穴区画の必要な階段・EV・3層吹抜けについては、面積区画を兼ねるため、全階において耐火構造の床、壁又は特定防火設備で区画した。
  • 特殊建築物の用途に該当する諸室(飲食店・屋内駐車場など)を併設しているため、異種用途区画することで対応した。
  • 開口部は、常時閉鎖又は煙感知、熱感知により自動閉鎖する特定防火設備とした。

防火区画における、スパンドレルについて考慮したこと

A.
  • 防火区画に接する外壁については、接する部分を含み幅90cm以上の部分を準耐火構造とすることで、防火上有効に遮断する計画とした。
ひよこ君
ひよこ君

ぜひこの記事を活用して、何回も繰り返し学習しよう!

下記に「計画の要点(記述)対策」のまとめ記事を載せます。他の記述対策もしてみてください!

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一級建築士

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